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サマンサタバサのデザイナーをわずか12歳という若さで務めているという

Laraちゃんという女の子のニュースを見て、

ヤフコメが結構批判コメントで多いことや

その内容に、

改めてマルチリンガル育児の難しさを感じた件。

 

Laraちゃんという女の子は

たびたびテレビに出ているようですが

3歳からブリティッシュスクールに通い、

9歳からフレンチスクールに転校し、

日本にいながら、日本語、英語、フランス語の3か国語を話すマルチリンガル。

 

3か国語が話せる人を

『トリリンガル』

『トライリンガル』といいますね。

 

英語圏では

『トライリンガル』と呼ばれることが多い印象です。

 

日本でインターナショナルスクールに通えば

バイリンガルに育つことは珍しいことではないですが

そこで問題にされるのが、

 

外国語、第2か国語としての英語は

母国語である日本語を習得した後に学習すべきかどうかという点。

 

Laraちゃんへの批判コメントにも、

  • 日本語の敬語が使えない。
  • 日本語がネイティブレベルではない。
  • 母国語が中途半端。

 

という意見が目立ち、

バイリンガル育児で話題になる

どの言語も中途半端になるセミリンガルに育ってしまうから

母国語を習得したあとに第2か国語は学ぶべきという意見が多かった。

 

 

オーストラリアでのバイリンガル、マルチリンガル育児事情について触れながら

バイリンガル育児を10年実践する中で

外国語学習開始のタイミングを今はどう思っているかなどについて書いていきます。

 

 

あなたは、

お子さんの英語教育は

母国語である日本語を習得したあとに始めるべきだと思いますか?

 

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ところでLaraちゃんって誰?

サマンサタバサというバッグのブランド、

実は私も20代の頃は大好きで、よく買っていました。

結婚後も、夫がホワイトデーのプレゼントにお財布などを贈ってくれて

サマンサタバサには思い出があったので

 

「へぇ~サマンサタバサのデザイナーは12歳の女の子なんだ!!」

と驚きました。

 

その後、

その12歳の女の子が

Laraちゃんという名前で日本語、英語、フランス語、中国語を勉強中という

マルチリンガルと知り、

別の興味がわいてきたのですが

 

そのセレブぶりにびっくりしました。

 

 

 

Laraちゃんのインスタはため息がでるような可愛さ。

世界各国を訪れているのがわかります。

 

母親の太田真理子さんのインタビュー記事を読んでみると

Laraちゃんは言語という壁がないこともあり

すぐにどこに行ってもお友達ができるそう!

 

英語、またはフランス語などの日本語以外の言語が話せることで

世界が広がる。

 

世界を舞台に活躍できる人材への一歩。

 

そこだけを見ると

やっぱりバイリンガルっていいな!!と思うのですが

 

Laraちゃん関係の記事のヤフコメで

 

「日本語ができていない。」

 

「敬語も使えない」

 

「英語学習のタイミングは母国語習得を優先させるべき。」

 

という意見が結構あり、

私自身も子供をバイリンガル育児で育てているので

考えさせられることが多くありました。

 

 

英語は母国語の日本語習得のあとで始めるべきなのか?

 

バイリンガルは、言語の習得が遅れる。

どの言語も中途半端なセミリンガルになる。

 

そう聞いたことはありませんか?

 

だからこそ、

母国語をマスターしたあとに、外国語を学ぶべきだという意見が

日本では比較的根強い気がします。

 

Laraちゃんのケースは両親、姉は日本人で

家庭内での言語は日本語ではないかと推測しますが

3歳でブリティッシュスクール(英語)

9歳でフレンチスクール(フランス語)に転校し、

10年近く学校生活は英語だったり、フランス語だったりするんですよね。

 

母国語の日本語で教育は受けていないという点が

日本でバイリンガル育児によってバイリンガルを育てようという家庭とは

大きく違っています。

 

家庭でママが英語で話しかけ、

パパが日本語で話しかける。

そういうバイリンガル育児をしていて

幼稚園や小学校は日本語の学校に行く場合

子供の日本語が中途半端になる可能性は極めて低いでしょう。

 

むしろ、幼少期に英語を話すようになっても

週5で集団生活をするうちに

英語を忘れ、日本語オンリーのモノリンガルに育つ可能性のほうが高い。

 

Laraちゃんのように日本語での教育経験がないバイリンガルとは

全然違う。

 

家庭で0歳から英語で話して

2歳頃など一時は日本語の伸びが遅いように見えても

幼稚園や小学校など

日本語環境にどっぷり浸かると

日本で生活する以上、日本語環境なのでどんどん日本語を吸収していきます。

 

母国語としての日本語習得はよっぽどでない限り

英語をちょろっと始めたくらいでは影響されにくい状況だと思うんです。

 

 

本題ですが、

英語は日本語習得をしたあとに始めるとすると

年齢にすると6歳くらいでしょうか?

 

語彙や文法を正しく使えるようになる小学校1年生くらいだとすると

この6歳から完全日本語環境の日本に住みながら

英語をおうちで話したり、週1回の英会話教室に通うくらいでは

英語が母国語の日本語を脅かすくらいにマスターされるでしょうか?

 

うちの長女も6歳ですが

ほぼまっさらな状態の中国語習得にめちゃくちゃ苦労しています。

ちょっとやそっとDVDを見させたり、

中国語ネイティブの父親に話しかけられたくらいでは

母国語の英語はまったく影響される様子はありません。

 

生まれたときから

日本語メインで話しかけて4歳までは日本語が強かったのに

(むしろ4歳まで英語が話せなかった)

3,4,5,6歳とプリスクールや小学校生活を送ってきて

たった2年でいまやほぼ英語オンリーといっても過言ではありません。

 

それほど

学校で話す言語の影響が大きいです。

 

当初は日本語が母国語並みだった娘も

今は英語が母国語となり、

あれほど話していた日本語も習得のスピードはカメのあゆみ。

もし、これを

 

 

ママママ

オーストラリアで生活する以上、母国語になる英語を習得した6歳から日本語を始めよう

 

なんてしていたら、

今頃、日本語はまったく話せなかったかもしれません。

 

 

オーストラリアのバイリンガル&マルチリンガル事情!みんな何歳から始めてる?

 

オーストラリアは移民がたくさん。

親が移民という家庭は珍しくありません。

 

むしろ生粋のオーストラリア人のほうが

学校のクラスにも少ないくらいです。

 

当然、

移民の家庭では

親は自分の母国語で子供に話しかけ、

中には父親と母親の出身国が違うために

それぞれの母国語で話しかけられるケースもあります。

 

 

もちろん、

生まれたときからバイリンガル、マルチリンガル環境です。

 

外に出れば

英語環境で生活しますから。

 

かといって、

みんな言語の習得が遅れているかというと

そういう子ばかりではない。

 

言語が遅れている子供は確かに存在するけど

日本で育つ日本人家庭のお子さんでも

言葉が遅れるケースはありますよね。

多分そういう感じでたまに言葉の遅れが見られる子がいるという印象です。

 

逆に、

子供の小学校のクラスでも

7割くらいはバイリンガルという割合。

 

母国語を習得してから

英語を始めるというよりも

並行して2か国語習得している子供がとても多いオーストラリア。

 

結果的には、

小学校に入ると家庭で話している言葉よりも

英語が強くなり、

英語しか話さなくなっていく傾向が見られます。

 

 

日本のバイリンガル育児でいえば、

最初は日本語も英語も話していたけど

小学校に入ったら日本語しか話さなくなる。

 

と同じですね。

 

 

小学校入学当初は英語が遅れ気味だった子供も

1年もすると英語がペラペラになり

生活するのに必要な言語である英語に不自由しなくなっていきます。

 

家庭の中で

親があくまでも自分の国の言葉にこだわって

かたくなに2か国語習得にこだわるかどうか。

 

英語ばかりになった子供に合わせて

家庭でも英語になると

もともと話せていた言葉は消失していってしまう。

 

結局、

言語と生活は深く結びついていて

いかにたくさん触れるか、使う機会があるか。

 

 

Laraちゃんの日本語の敬語は、

”敬語を使う機会が圧倒的に少ないのではないか”と思います。

 

学校ではフランス語や英語、

海外にいけば英語メインでしょうし、

家庭では敬語で両親と話すってまずないでしょうし。

 

小学校の頃から目上の人には敬語で話すという環境がないから

経験値が絶対的に足りていないだけじゃないかなって。

Laraちゃん、テレビも見ないそうですから。

 

 

まとめ

バイリンガル育児を10年やってみて、

他民族国家のオーストラリアに7年住んでみて

やっぱり、今の時点でも私は

子供が生まれたときから、0歳のときから

日本語と英語のバイリンガル育児を選びます。

いや、中国語も0歳の頃からやっておけばよかった!!と本気で後悔しています。

 

母国語の英語を習得したあとで中国語を始めるのでは

遅すぎたと個人的に感じているんです。

 

すべての言語を同じレベルで話せるという意味でマルチリンガルを目指すのは

かなりハードルが高いけれど、

第3か国語の中国語は聞いて、話せるレベルでいいと思っているので

幼い頃から生活に根付かせておくべきだったなって。

 

日本でバイリンガル育児をするならば

日本語のように英語も読み書きできるレベルを6歳の子供に求めるのは

難しいでしょうし、

6歳で日本語のように英語で読み書きできなくても

言語が遅れている、どっちも中途半端だとは言えないですよね。

 

もっと長いスパンで

言語習得を見ていくべきだと感じます。

それこそ10年くらいやってみないとわからないくらいに。

 

やっぱり家庭で楽しみながら

幼い頃から英語に触れることに

大きな弊害はないんじゃないかなと思います。

 

言語を楽しむ心をはぐくむことは

異文化理解へとつながる。

 

英語というコミュニケーションツールで

子供のころから世界の人と話せる機会を作れるって

素敵だなと思います。

 

母国語の日本語を習得してから

英語を始めたいという人はそうしたらいいし、

幼い頃から英語をやってみたいという人はそうすればいい。

 

もっと自由に、

自分が心地よくいられる選択をしたらいいんじゃないかな。

 

Laraちゃんだって

敬語はもっと大きくなったらすぐに身につくかもしれない。

 

いろんな考え方があっていいし、

それぞれの家庭で一番しっくりくる方法で

外国語学習するのが一番ですね。

 

海外でいう異文化理解のような

みんな違ってみんないい。

そういう気持ちでお互いを尊敬、理解しあえるような環境で

子供たちを育てていけたらいいですよね。

 

 

 

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