こんにちは。

バイリンガル育児アンバサダーのさとみんです。

 

もうクリスマスショッピングはすみましたか?

この時期は、ショッピングカートに山盛りのギフトを買い込む姿のママさんを

あちらこちらで見かけます。

 

オーストラリアの真夏のクリスマス。

やっぱりクリスマスは、寒いイメージがまだまだ強いですが、

真夏のクリスマスもなかなかいいですよ。

 

オーストラリアのクリスマスは、

家族や友人を招いてのクリスマスランチやディナー。

 

そのときのテーブルセッティングに欠かせないのが

クリスマスクラッカーなんです。

クリスマスボンボンとも言われます。

 

Christmas Cracker

Christmas Bon Bons

 

せっかくバイリンガル育児をするなら

ぜひ英語圏の文化も一緒に子供に伝えていきましょう!

img_5765

 

Sponsored Links

Contents

クリスマスクラッカーって何?

キャンディのような形をしたクラッカーです。

イギリス映画などで目にしたことはありませんか?

 

イギリスのクリスマスには、欠かせないみんなが大好きなクリスマスクラッカー。

オーストラリアも、イギリスの文化を色濃く受け継いでいるので

オーストラリアのクリスマスにとっても必需品です。

 

中に入っているのは、

小さなおもちゃ、紙でできたクラウン、パーティジョークの書いた紙が定番。

このジョークが、まったく意味のわからないジョークだったりします。

 

子供向けのクラッカーはおもちゃですが、

大人向けものは、栓抜き、センス、懐中電灯、トランプ、キーホルダーなど

中身はさまざまです。

img_5093

 

だいたいパッケージBOXの裏に中身の写真があります。

これは$5の中身です。

img_5757

 

クリスマスクラッカーの使い方

クリスマスのテーブルセッティングされたテーブルの上や

プレートの上などに置いてあります。

 

隣に座った人と、引っ張り合ってオープンします。

手を交差させて引っ張りあったり、家庭によってさまざまだそう。

 

小さなお子さんは、

顔の近くでクラッカーをオープンしないように

気を付けます。

 

我が家では、

クリスマスクラッカーを買ってきたことが子供に見つかると

クリスマスまで待てずに、子供たちに開けられてしまいますが・・・

 

クリスマスクラッカーは

子供たちのクリスマスのお楽しみの1つです。

 

お店で売ってるクラッカーの種類はさまざま

オーストラリアの大手のお店ならどこでも買えます。

Woolworth, Coles, Target, BIG W, Kmartなどで

$2~$25くらいの価格帯です。

入っている本数もまちまち。

 

値段により中身は比例します。

 

これは$2くらい。

シールなどが多いです。これはペーパーオーナメント

img_5558

 

$15くらいだとこんな感じ

img_5557

img_5196

img_5195

子供向けのクリスマスクラッカーは、

100均で買えるようなチープなおもちゃがほとんどですが、

子供は好きなんですよね。

 

これは、6個入りで$22と高級クリスマスボンボンです。

大人向けの中身ですね!

bonbons

(画像元:www.bigw.com.au)

 

クリスマスクラッカーの歴史とは?

ロンドンの製菓職人トム・スミスが1845-1850に作ったものが

クリスマスクラッカーの起源だと言われています。

 

トム・スミスが、

フランスの”ボンボン”=アーモンドを美しい紙で包んだお菓子に感銘を受け、

ロンドンに戻り、似たようなお菓子をイングランド地方で販売する際に

中に、なぞなぞや格言を書いた紙を入れたのがクリスマスクラッカーの原型です。

(売れ行きはよくなかったそうですよ)

 

その当時は、まだおもちゃは入っていませんでしたが、

ある日、トムが暖炉の燃える炎を眺めていると、

 

「中から、お菓子とおもちゃが飛び出してくるクラッカーにしたら絶対に楽しい!!」

 

そんなアイデアがひらめいてきました。

 

そして、トムの築いたクラッカービジネスはどんどん拡大していき、

トムの死後、彼の3人の息子、トム、ウォルター、ヘンリーが

後を継ぎました。

 

ウォルターがペーパークラウンをクラッカーに入れることを

導入しました。

彼は、世界中を旅してクラッカーの中身にいれるものを探し続けたそうです。

”クラウン=王冠”は、賢者の冠をシンボルにしているそうです。

 

彼らは、テーマ別のクラッカーをたくさん作りました。

「独身男性用のクラッカー」など、さまざまなテーマのクラッカーや

特別な儀式のためのクラッカーまで。

 

『イギリスの戴冠式用』のクラッカーなど、

今でも、ロイヤルファミリーは特別な機会に合わせたクラッカーを

作らせているそうです。

 

億万長者用のクラッカーなんてのもあるそうですよ。

中身は、シルバーボックスの中に

シルバージュエリーやゴールドなどが入っているそう!

 

世界最大のクリスマスクラッカーは?

ギネス記録によると、

The world’s longest Christmas cracker measured 63.1 m (207 ft) long and 4 m (13 ft) in diameter and was made by the parents of children at Ley Hill School and Pre-School, Chesham, Buckinghamshire, UK on 20 December 2001.

The cracker contained balloons, toys, a hat (2.5 m (8ft) in diameter) and a joke. The cracker was pulled by children of the school and members of Saracens Rugby Club and went bang.

http://www.guinnessworldrecords.com/world-records/largest-christmas-cracker-

 

なんと全長63.1m、直径4mの大きさ!!

ギネス記録は、イギリスのバッキンガム州にあるLey Hillという学校とプリスクールによって

2001年12月20日に認定されました。

 

中に入っていたのは、

風船とおもちゃと直径2.5mのハット、ジョーク!

どんなハットだったのか気になりますね!!

 

まとめ

日本では、まだなじみの薄いクリスマスクラッカーなので

なかなか入手が難しいかもしれませんが、

火薬なしで手軽に子供と一緒に作ることもできます。

クリスマスクラッカーの作り方の記事も参考にしてくださいね!

 

イギリスやオーストラリアのクリスマス文化をぜひおうちでも♪

 

 

(参考:http://www.whychristmas.com/customs/crackers.shtml)

Sponsored Links