気づいたらもう2018年も2月に突入!
やっと1月30日にオーストラリアの長い6週間の夏休みが終わりました。
私のバイリンガル育児も10年目!
長男はYear4、日本の4年生に
長女はYear1、日本の1年生に
次女はプリスクール週2日に通い始めました。
こんにちは!
バイリンガル育児アンバサダーのさとみんです。
今、子供たち全員学校(*´▽`*)
静かな部屋でパソコンのキーボードを打つ音だけが聞こえます。
9年ぶりの1人時間。笑
おつかれ、私!!
9年間ずっと子供が24時間いる生活だったので
久々のおひとりさまをエンジョイしています。
私のバイリンガル育児も10年という長さになり、
たくさんの経験を重ねることができました。
10年、日本語と英語、ときどき中国語の
マルチリンガル育児を続けてきて思うこと、
やっぱり子供の外国語習得に臨界期はあると思うのかなどを
今日はまとめてみたいと思います。
Contents
バイリンガル育児10年目!現在の3人のバイリンガルキッズの状況
バイリンガル育児10年目。
3人の子供たちはどんなバイリンガルに育っているのか?
9歳の長男のバイリンガル度
完璧な日本語、英語のバイリンガルです。
日本で日本人と会話しても
英語が話せるとは気づかれないレベルで日本人ぽいです。
日本語も発音は日本人の話す日本語。
ひらがな、カタカナ、漢字小学2年生まで(ちょっと怪しいけど)
日本語の本は日本語のネイティブのようにほぼ読めます。
今年は日本語の漢字を小学3年生分までは完璧にしたいです。
6歳の長女のバイリンガル度
英語はネイティブ。
日本語は自分の名前しかひらがなを認識できません。
英語強めの日英バイリンガルといった感じです。
言いたい単語が日本語で出てこないので
ときどき英単語が混じるような感じです。
日本語の本は読めず。
日本語の発音は、日本人が話す日本語という感じです。
今年の課題は、
ひらがな、カタカナの習得。
長女の場合は、
2歳から言語の遅れが気になり、
4歳で言語が遅れていると判定されていたので
日本語は無理強いしませんでした。
生活するうえで必要な英語が遅れているのに
第二か国語の日本語を詰め込むのはよくないと判断したから。
6歳になって、
ほかの子供と比べても
英語の遅れなどは感じられず、
今年から日本語を本気で頑張る予定です。
本人にはまったくその気なしなのが
気がかりですが・・・。
むしろ日本語を嫌がっている。泣
3歳の次女のバイリンガル度
英語はネイティブ。めちゃくちゃおしゃべりです。
同年代のネイティブスピーカーと同じように英語を話します。
バイリンガルといえばバイリンガルだけど
ちょっと日本語のわかる外国人といったレベルです…。
日本語は…。
日常会話は英語。
私が日本語で話しかけても英語で返事。
きょうだい間は英語で会話。
次女の話す日本語は、
外国人が日本語を話すような発音です。
最近は日本語が増えてきたように感じていますが、
その分英語と日本語がぐちゃぐちゃに混ざり、
日本語崩壊、英語崩壊。
試練の年ですね。
英語は言語の遅れなどは一切みられないので
潔く日本語をガンガン進める予定でいます。
オーストラリア在住の中国語育児の進捗状況
アウトです。
完全にアウト。
中国語、まったく進みません!!
そもそも私が中国語を話せないのが一番の問題。
中国語ネイティブの夫は
いつも英語か日本語で子供と話しているので
中国語の比率が低すぎる。
週末は、今日は中国語だけ!!と決めるのですが、
基本的に、
みんな中国語がわからないので
夫が何か中国語で言っても、
3歳の娘が
What is that mean?
なんて意味?
ばかり。
会話になりません…。
これは、ヤバイ。
3歳の娘だけ
中国語の学校やクラスに入れてみようかと検討中。
子供が外国語を学ぶ際、臨界期ってある?
3人の子供のうち、なぜ3歳の娘だけ?
やっぱりね、
10年近くバイリンガル育児を続けてみて
子供が外国語を習得するときに臨界期って
話題になりますね。
臨界期はないという意見もあるし、
9~10歳頃だという意見もあるし
実際はどうなの??
と気になるところですが、
個人的には、
やっぱりあるんじゃないかと感じます。
臨界期といっても
何歳になっても英語の習得は可能なんだけれど、
相当な苦労なしに母国語を吸収するように
英語を学習する臨界期はあると思うんです。
9歳の長男を今から中国語の学校に入れても
彼は中国語を自分の第一言語の英語を軸に
訳して、理解して学んでいきます。
彼にとって中国語は明らかに外国語です。
9歳の中国語ネイティブとの差があまりにありすぎるので
いきなり中国語の学校ではレベルが違いすぎるなと思います。
6歳の娘は、
英語と日本語は違う言語で
文法体系も異なることを理解していますが、
まだまだ記憶力が素晴らしい時期なので
すぐに覚えていく。
中国語は外国語になるけれど、
同年代の中国語ネイティブの子供もまだ中国語の文法などが
完璧ではないため、
まだまだキャッチアップできる余地がある。
中国語の学校に入れたとしても
幼い子供同士遊びながら言語を覚えていく可能性が高い。
3歳の娘は、
日本語と英語が違う民族で話される言語だとまでは
認識していないようで
オージーの先生にも日本語の単語を使うこともあります。
ここに中国語をプラスしても、
外国語という認識がないので
3言語をパズルのようにソートしながら
同時進行で理解していくのではないかと思うのです。
やっぱり、
英語などの外国語を学ぶとき
年齢が幼いほうが
まるでスポンジが水を吸収するように
外国語を学ぶことができる。
9歳の子供が外国語を学ぶときは
母国語との比較や
母国語に翻訳しながら
整理して覚えていく。
自分が中学校で英語を学んだときに
日本語を英語に直して
覚えていくような感じですね。
3歳の子供に単語帳はいらないけど
9歳だったら単語は、
ボキャブラリーとして1つずつ覚えていかなくてはいけない。
そういった意味での
“苦労度”で臨界期ってあるんじゃないかと
バイリンガル育児10年目の今は思っています。
もちろん、人によっていろいろな意見があるので
日本語を完璧にしてから英語を習得すべきという意見も
一理あるでしょう。
ただ、個人的な経験としては、
現在英語を習得した長男が
外国語として中国語を学ぶときに
かなり大変なので
3歳の娘のように同時進行で覚えていったほうが
苦労は少ないような気がしています。
まだまだ長男の中国語はあきらめたわけじゃないけど
家庭での中国語育児ではなく、
お金を払って
中国語を体系だって教えてもらう機会を
作らなくてはいけないのではないかと考えています。
とはいえ、
小学4年生になると
学校の勉強、英語や算数などに本腰を入れたいので
なかなか第3か国語の勉強に時間を使うことは
難しい状況でもあります。
優先順位で、そういったアカデミックの勉強よりも
中国語は下に来てしまうんですよね。
だから、
やっぱり学校の勉強が難しくなる小学3年生までをめどに
バイリンガルとしての外国語習得を
したほうがいいのかなとも感じますね。
まとめ
結局、子供の外国語習得って親の気合と根性なんだなと思います。
私は、子供に中国語を!という気合が足りていなかった。
そして、
中国語ネイティブの夫は
まったくもって気合のかけらもない。
ここが我が家の中国語育児が失敗している原因ですね。
2018年は夫に頑張ってもらって
中国語を聞いたらわかるレベルを目指します。
そのあとに話せるレベルまでもっていきたいな~。
これからバイリンガル育児を始める方、
ぜひぜひ失敗を恐れずに
チャレンジしてみてください。
時計の針は戻せない。
あのときやっておけばよかった…という後悔のないように
もしも興味があるならトライしてみてくださいね!
私は正直、
子供には中国語オンリーで
夫に頼めばよかったなと後悔しています。
でも
9歳からの中国語育児もまだまだ頑張ります!!
初めまして。2歳2ヶ月の子供にこれまで9ヶ月間、日本でバイリンガル育児をしています。夫婦とも日本人で、主人は日本語、私は英語で子供と会話し、夫婦の会話は日本語です。2歳になった頃から英語で簡単な文やフレーズ(英語での発話200語程度、What’s this? It’s gone. I’m full.等の簡単な文)を言えるようになり、これまでの英語語りかけの成果を感じています。英語の歌も大好きです。
その反面、日本語の習得は遅めで、発話80語程。たまに「パパ待ってー」など言います。
私は英語は好きで今も勉強し続けています。英検は準一級を持っていますが、ネイティブの方のように、自分の気持ちをすらすら表現できるわけではありません。バイリンガル育児しながらも、毎日語りかけのために勉強をしています。それは、苦ではなく自分のためにもなるので楽しんでやっています。
ですが、このまま続けていいのか迷う時もあるのです。テレビ番組などで幼い家は母国語が大事だとか見ると、「私が日本語で話しかけていれば、、、」と悩んでしまいます。たまに英語で話した後、日本語でも同じことを言ったりするのですが、「2つの言語で話しかけられると子供が混乱するから、1人一言語を徹底した方がいい」という意見もあるので、、、。
子供が最近、どんどん英語を習得し楽しそうなのが嬉しい反面、日本語ももっと話せたらという気持ちがあります。
何かアドバイスをいただけたらとっても嬉しいです!
みみさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ありません。
すごいですね!
日本でのバイリンガル育児で英語を話す2歳を育てるってすごいことです!!
わかります!
子供の日本語が優先なのか、英語で話しかけてもいいのか
悩みますよね。
これには、いろいろな意見を持っている人がいるので
一概に正解はないのではないかと思います。
言葉の発達って年齢より個人差のほうが大きいですしね。
私も3人の子供がバイリンガルに育つ過程で”2歳”は一番迷いが大きい時期でした。
だって、子供の日本語と英語がごちゃまぜで
ルー大柴状態ですから。
3歳の次女も現在英語に日本語のカタカナ発音の英単語が混じり、
英語崩壊( ;∀;)
でも、焦るのはまだ早いんです。
2~4歳はバイリンガルの英語と日本語が一番ごちゃ混ぜになりやすいのですが
6歳にもなってくると
日本語と英語がまったく別の言語だと理解しているので
3歳の娘のようなごちゃ混ぜ英語日本語で話さなくなってきます。
9歳にもなると
きっちり使い分けます。
その過程の中で
日本語がゆっくり吸収される時期もあれば
英語が伸び悩むような時期もある。
日本語と英語を同じペースで習得することのほうが奇跡です。
でも、長い目でみれば
バイリンガルに育っていけば
バイリンガル育児は成功ではないでしょうか?
バイリンガル育児が成功した、失敗したと判断するには2歳ではまだ早すぎると思います。
2歳のお子さんが
幼稚園に行く年齢になり、
週5で日本語に触れるようになると
日本語はどんどん伸びますし、
逆に英語があまり話せなくなる、話さなくなること可能性もあります。
まだ2歳ですから、
日本語も英語も同じレベルで話せるようになることのほうが
珍しいくらいですよ。
どっちか強めの言語があるのが自然。
確かに子供は2つの言語で話しかけられると混乱するというのは事実かもしれませんが
世界には両親の言語が異なり、
生まれたときからそれぞれの母国語で話しかけられて育つお子さんがたくさんいます。
オーストラリアにもそういったお子さんはたくさんおり、
日本語を理解しない父を持つお子さんは
お父さんには英語、お母さんとは英語と使い分けができるように育ちます。
だからといってみんな言語が遅れているかというと
一時期を見ればそう見えるときもあるかもしれないけど
成長するにつれバイリンガル度合いは変化しつつ
2言語を習得していくように思います。
バイリンガル育児をしていくうえで
日本語と英語が同じレベルで習得することは
なかなか難しいと思うので
英語はどのレベルがゴールなのかをある程度決めてみるといいかもしれません。
子供は楽しみながら英語を学んでいくので
きっとみみさんの英語育児がお子さんも楽しいのでしょうね。
とても頑張り屋さんのみみさんですから
きっとお子さんは素敵なバイリンガルに育っていくと思いますよ。
すでにバイリンガルですから。
幼稚園入学前が勝負です!!
日本語環境にどっぷりつかる前に
英語を体にしみこませるつもりで
ぜひこれからも英語の語り掛けをお続けください♪
さとみんさん、以前の中国語記事にコメントさせて頂いたメロンです。お子さんたち、三人それぞれのバイリンガルの形があるんですね。みんなすごいなあ。
うちは娘が3歳過ぎてから、ようやく中華系マレーシア人の父親に(なるべく)中国語で話しかけてもらうようにしました。
そして今3歳8ヶ月…。簡単な指示などは理解してるみたいですが、基本的に返答は日本語…。自分から言うのはこれ食べたい。あれが好き。簡単なことのみです。オンラインレッスンも始めましたが…レッスン自体は好きなのが救いです。
主人は、自然でいいと言っていますが、去年の夏に娘を連れて帰省した時に、さすがにもう少し教えたほうがいいかなとは思ったみたいです。
なんだかまとまらない文章ですみません…。父と子だと一緒にいる時間も短いし難しいなあと感じています。
メロンさん
お久しぶりです!!ご返信遅くなり申し訳ありません!!
メロンさんの娘さんも中国語頑張ってますね。
どうですか??
3歳過ぎてからの中国語の吸収は?
うちはさっぱりです…。
簡単な指示でも理解するってすごいですよ!!
しかも、返事も中国語でできることもあるって素晴らしい!!
でも、返事は日本語ってすごくよくわかります。
やっぱり母語で返事をしますよね。
父親だけが話す言葉で第2か国語の習得は、
父と子って母と子に比べて一緒にいる時間が短いのがネックですね。
言語の習得ってその言語を使う時間、触れる時間の長さがやっぱり大事だと痛感してます。
オンラインレッスンやDVDなどを利用して
なるべく中国語の時間を増やしたいですね。
本当に、中国語って難しいです…。
お子さんが幼稚園や小学校で日本語漬けになると
もっとバイリンガル育児、マルチリンガル育児は難しくなるので
今のうちにたくさん中国語を吸収してもらいましょう!!
お互い頑張りましょうね♪
さとみんさんお返事ありがとうございます!
とりあえず、聞いたり話したりの基礎は身についたかなと思っています。
うちは生活拠点が日本なので、これでいいかなと。
何より入園前(日本の現地幼稚園です)に、父との会話は中国語、という図式ができてよかったです…最近本人とあるKpopグループにはまってしまい、韓国語ばかり聴いている気もしますが…^^;
さとみんさんのお子さんたちはもう二言語のバイリンガル、そしてさらに三言語目!なのですから本当にすごいです…!
現地の言葉、お父さんの言葉、お母さんの言葉、それぞれ大切ですよね。
長文失礼しました。
メロンさん
ご返信ありがとうございました!
メロンさんのバイリンガル育児、順調ですね!!
そうなんですよ!
やっぱり幼稚園入園前に、
日常生活ができるレベルまで中国語を身に着けておくと
あとは語彙を増やしていったり、
継続して父と子供は中国語で会話してもらったりと
集団生活が始まっても、
中国語維持がしやすい状態になりますよね。
メロンさんの頑張りと、パパの根気強さの賜物ですね。
メロンさんのお子さん、
韓国語もできるようになるかもしれませんよ。
また中国語の進み具合教えてくださいね!!
私も夫に口を酸っぱくして
「子供とは中国語だけにしてください」と言い続けます。
お互いに楽しんでバイリンガル育児しましょう♪
よい週末を★