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こんにちは。

バイリンガル育児アンバサダーのさとみんです。

 

今日は、

子供をバイリンガルに育てたいという思いで

オーストラリア移住をしたけど、実際どうなの?

 

そんなことを書いてみようと思います。

 

私は、

ブログを書いている方の正直な思いや、

リアルな感情があふれる文章を読むことが大好きです。

 

自分の人生は何通りも生きられないけど、

誰かのブログを通して

疑似体験できるような気がして楽しいんです。

 

このブログも

できるだけ生の感情をお伝えしたり、

実際にオーストラリアで育児をしているような

気持ちになってもらえるような記事が書きたいなと

思っています。

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Holgi / Pixabay

 

Contents

バイリンガルに育てるためにオーストラリア移住した率直な感想

 

『自分の限界に挑戦し続けた6年間だった』

 

大変だったかとか、

よかったかだとかそういう前に、

 

自分の限界はここ!

もうこれ以上は無理!って信じてた壁を

次々ぶち壊して、また新たな限界を超えていく

そんな日々です。

 

英語で表現すると、

 

push the boundaries

自分の境界をどんどん押し広げて、

新しいことにチャレンジしていく、

いろいろ試してみる

 

test the limit of myself

自分の限界に挑む

 

 

Unsplash / Pixabay

 

オーストリアでの育児の失敗談

オーストラリアで育ったことがない私にとっては、

子育ての慣習や、年間行事の理解も

未知の世界。

 

オーストラリアに来て

初めて長男がプリスクールの

イースターハットパレードに参加する際に、

 

どんなハットを作ったらいいのか

わからず、プリスクールの先生にきいても

なんでもいいのよと言われ、

 

本当にシリアルの空き箱に

折り紙を貼っていったら、

当日、クラスメートのあまりに気合が入った豪華なハットに、

もう恥ずかしくて、息子に申し訳なくて・・・

そんな苦い思い出もあります。

 

Claire51700 / Pixabay

 

オーストラリアでの妊娠・出産

知らないことだらけで、

友達も、家族も誰もいない土地に

第2子妊娠6か月で移住した私は、

 

来豪して4か月ちょっとで

異国での妊娠・出産を経験することになりました。

 

今思うと、

 

あなた、よくそんなチャレンジできたよね??

 

って、あきれちゃうけど

真っ最中にいる自分は意外に大変だと思ってなかったりね。

 

それでも、まだ慣れていない場所で

2度目とはいえ、出産をし、

誰のヘルプもなしで出産、育児をし、

 

3人目の出産は、

予定日から遅れすぎたのでInduceと呼ばれる

誘発分娩の処置のため入院して

翌日の朝に出産予定の前夜。

深夜に、まさかの陣痛がきて

そのまま自然分娩になったので

 

子供と自宅で就寝中の夫に、

「もう、産まれちゃいそう!ちょっと1人で産んでくるわ!」

電話をして、担当のミッドワイフ(助産師)と2人きりのお産。

 

出産する部屋に入っても

当然すぐには出産にならず、産まれるまで3時間ほどの間

ミッドワイフは30分に1回チェックには来るけど、

その30分間は部屋に1人きりで

陣痛に耐え、痛みで水のボトルに手を伸ばすこともできず・・・

 

日本で出産したときは、

8人くらい医師、看護師、看護師見習いさんに囲まれて

誕生した瞬間、

 

おめでとう!!

 

と喜んでもらった記憶があるけど、

3人目は、とっても静かな出産だった。笑

 

異国で1人で出産したとき、

これができた私なら、ちょっとやそっとのことは

もう乗り切れるわ!

 

なんて変な自信が沸いてきたほど。

 

こんな感じで、

今までの自分だったら、

 

そりゃ無理でしょ?っていう限界を

次々に記録更新!みたいなオーストラリア移住です。

 

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オーストラリア移住で学んだこと

この6年間は、

人生の中で一番濃い時間を過ごしているなと感じるんです。

 

こんなにいろいろ考えることってないだろうし、

心が揺さぶられたり、悩んだり、

模索したり、試行錯誤したり、

 

きっと日本で母国語で過ごし、

慣れ親しんだ文化のなかで妊娠・出産・子育てをしたら

気づかないことを改めて知る日々でもありました。

 

それは、

 

「自分の前に道があるのではなくて、

自分の後ろを振り返ると道が出来ている」

 

「0から切り開いていく自分の強さを信じること」

 

とにかくわからないし、

聞く人もいない。

 

自分で調べては、問い合わせて

実際に行動しながら1つ1つ解決していくことで

前に進む。

 

時には、

英語がネイティブのように話せないことで

子供のように扱われたり、

人種差別を受けたりもしたり。

 

でも、私は私にしかなれない。

この人生の主役は、私以外にいない。

 

だから、すべては自分次第。

 

誰が何を言おうと、

誰にどう扱われても、

 

自分が納得できる道を選べばいい。

 

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自分の直感を信じる大切さ

移住して3か月で

突然、当時2歳の長男の顔がケロイド状にただれて

ぱんぱんに体が腫れあがって緊急入院したのですが、

 

どこの病院にかかっていいかわからない。

引っ越しして1か月もしないうちだったので

土地勘もない。

 

それも数日前から病院を3か所も回っても

どのドクターも違うことを言い、

もう不安で不安で。

 

最初はただの虫刺されだと思った。

あるドクターはアレルギーだという。

あるドクターは皮膚炎だという。

 

日本だったら、

どこへ行けばいいかわかるのに。

母に電話して助けを求めることもできるのに。

 

でも、私は自分の決断でオーストラリアに来たんだから。

 

自分で、子供専用の救急病院を調べ

「僕が治す!」というドクターと口論しながら

強引に紹介状を書かせて、真夜中に臨月のおなかを抱えて

高速道路をぶっ飛ばしてこども病院にいったら

 

診察まで待つこと6時間。

やっと見てもらったら即入院するほどの症状だったこと。

(ちなみにこのとき、夫は不在・・・)

 

医師もびっくりするほどの外見になってました。

もう顔の分別がつかないくらい。

数時間であっという間に悪化したんです。

顔じゅうの皮膚はただれてむけてしまっていました。

目も開けられないくらいに腫れ上がって。

 

もし、あのとき

自分で調べて動いてなければ

長男はどうなっていたんだろう?

 

なんの情報もないから

ある意味、自分の直感にすごく敏感になる。

あ、これはまずいかも?

そんな不安をそのままにせず、とにかく聞きまくる。

 

その後、長男は、1週間入院するほど

ひどい状態だったんですけどね。

 

入院して、

抗生剤を点滴で注入するという治療でも

1週間かかったけれど、果たしてあのとき

僕が治すといったドクターのことを信じていたら

どうなっていたんだろう?って。

 

臨月で40分も高速で走らなきゃいけないリスクだって

あったんだけれど、自分以外に頼る場所がないから。

とにかく調べたら、設備が充実していて

医師の数も多かったから、そこの病院がベストだと思ったから。

 

私ってこんなに強かったっけ?

自分でも驚くほど。

 

自分を信じることの大切さを

今の私ならちゃんと子供に伝えることができる。

 

バイリンガル育児をするために

オーストラリアに来たけれど、

 

ほんとは、

『育児じゃなくて、育自だった』

 

自分を強く育てるために

ここに来たのかもしれない。

 

今、いろんな経験をした私が

バイリンガル育児、育児を通して

子供に伝えたいことは、

 

There is always a way.

絶対に道はある。選択肢はある。

 

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大きくなって、学校でいじめられることだってあるかもしれない。

いやがらせされることだってあるかもしれない。

会社で嫌な思いをすることだってあるかもしれない。

 

でも、いつだって道はある。

今の自分の居場所が、自分にふさわしくないなら

勇気をもって、その場所から離れればいい。

 

ほかに選択肢は必ずあるから。

 

行き止まりだって思う道だって

必ずどこかにつながっている。

出口は必ずある。

 

だから、自分を傷つけるような選択だけは

しちゃいけないんだよ。

 

あなたは、大切な大切な宝物なんだから。

あなたはただ生きているだけで

素晴らしい存在なのだから。

 

自己肯定感を強くもち、

私は、僕は特別な存在なんだと思えるような育児をしたい。

 

0から自分の道を切り開く強さを

子供たちが持てるような育児をしたい。

 

You are special.

You are important.

 

オーストラリアにきて、

プリスクールや学校を通して、

オーストラリアの社会が子供たちに伝えようとしているメッセージ。

 

私もあなたも特別。

あなたは、大切な存在。

 

このメッセージを受け取ることができて、

私は、

バイリンガル育児のために

オーストラリアに移住する決断をしてよかったと思っています。

 

そして、

このメッセージを

今、日本で読んでくださっているあなたにも伝えたいと思っています。

 

 

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