来月は4月。

日本は、入学式や始業式の季節ですね。

 

海外の入学式シーズンは4月ではないことが多いですが、

オーストラリアは1月末が新学期、新しい学年に変わる季節です。

 

アメリカでは、9月のことが多いでしょうか?

 

今日は、私が住むオーストラリアの入学式&始業式&終業式の事情を

ご紹介します。

そして、卒業式ってオーストラリアにもある?

 

こんにちは!

バイリンガル育児アンバサダーのさとみんです。

 

日本の4月。

満開の桜の下で、ピカピカのランドセルを背負った我が子と

入学式の記念写真に憧れます。

 

オーストラリアの新学期は、

日本とまったく違うんです!!

 

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Contents

オーストラリアには入学式はない。

オーストラリアには、入学式はありません。

幼稚園の入園式もありません。

小学校の入学式もありません。

 

1月末~2月初旬の入学シーズンは、

学校によって日にちはまちまちですが、

特に、入学式などはなく、普通の一日として新入生は通常の制服を着て登校します。

 

5歳の娘が、今年1月末に小学校に入学したのですが、

入学式も、特別なセレモニーもなく、

新しい制服を着て、学校に行き、クラスルームの前に貼ってある表で

自分の子供の名前を確認し、そのままクラスルームに入っていくだけです。

 

一応、クラスルームの前で写真を撮りましたが、

オージーママやほかのママを見ると、

ビーチサンダルにジーンズなど、普段着です。

 

なんだかあっけなさすぎて・・・

ピカピカのランドセルと可愛い服を着て、

桜の下で記念写真撮りたいよーー!!

 

あまりにあっけない入学の日。

 

小学校だけでなく、

幼稚園でもそうでした。

 

入学式もなく、突然始まります。

普通の一日が。

 

小学校に入学後も短縮授業なんてない

日本の小学校は、最初の数週間は短縮授業で

早く帰ってきたりしますよね。

 

オーストラリアには、そんな気の利いたシステムはありません。

初日から9-15時のフルタイムで学校に行きます。

 

ランチは、お弁当持参です。

 

 

オーストラリアに始業式はない。

オーストラリアの学期は4学期制。

10週間で1ターム。

その間に大体2週間のスクールホリデーがあり、

次のタームが始まります。

スクールホリデー中は宿題は一切ありません。

 

うちの子供たちの通う小学校でも、

もちろん始業式はありません。

 

しかも、タームの最初1週間ほどは宿題もまったくありません。

ちなみにタームの終わり1週間も宿題がでないことがほとんど。

 

いつ勉強してるんだよ!!

と突っ込みたくなります。

 

オーストラリアに終業式はない。

タームの終わりにも、終業式はありません。

特に、12月の半ばに1年が終わる学年末の最後の日にも終業式などはありません。

 

12月の入ると、だんだん授業も

DVDを見たり、Wii UでJust danceでみんなで踊ったり

 

「あなた、学校に何しに行っているの?」

と突っ込みたくなるほど、な~んにもしてきません。

宿題もないし・・・

 

もしかしたら、うちの学校だけ??

 

オーストラリアの幼稚園は卒園式もないことが多い

子供たちの通ったプリスクールにも卒園式はありませんでした。

日本人経営のプリスクール(幼稚園)は卒業式がある場合もあります。

 

オーストラリアのローカルの幼稚園は、卒園式はないことが多いと思います。

 

うちの子供が通ったプリスクールでは、

School leaver party(学校を去る子供たちのパーティ)と称して

夜、プリスクールで持ち寄りで食べ物を持っていき、

ディスコナイトをしました。

 

そこで、先生と記念写真を撮ったり。

 

卒園や、学年末では、

担任の先生にギフトを贈るのがオーストラリアでは一般的です。

 

チョコレートなどの小さなギフトが多いですが、

中には、万年筆など豪華なプレゼントをする家庭もあります。

 

小学校の卒業式は、卒業セレモニー

息子の通う小学校では、

卒業式として、

”Graduation Ceremony”があります。

 

小学校には、選挙で選ばれたキャプテン、副キャプテンがおり、

5年生の生徒から選ばれた新キャプテンたちが主導して、

卒業生のスライドを作ったり、当日卒業生の名前を読み上げたりしました。

 

卒業後の、ハイスクールは誰がどこへ行くかを発表し、

最後は在校生が手をつないで作るアーチの下をくぐって

卒業生が会場を後にします。

 

日本の卒業式のような来賓のあいさつや、

校長先生のあいさつなど、

長いスピーチはありません。

 

さくっと終わります。

 

日本の卒業式、練習だけでもうんざりした経験が・・・

あまりに話が長すぎて・・・

 

オーストラリアの学校で集まる集会は、

話が長いということはほとんどなく、

あくまでもちゃちゃっと連絡事項を伝えて終わりです。

 

さすがに、大学では卒業式はあります。

あの帽子とガウンを着て、

最後に、卒業生で帽子を空高く投げるのはやりますよ!

 

まとめ

日本の学校行事、入学式、卒業式、始業式、終業式は、

日本ならではの行事ですね。

 

オーストラリアでは、ほとんどありません。

合理的といえば、合理的なのかもしれません。

 

~式の、長いこと長いこと。

学生時代は、~式が、億劫でした…

 

しかし、今思うと、

ものすごーく長い来賓のあいさつをあれほどの静寂を守って

聞くことができる日本の学生はすごいです。

 

子供たちにとっては、とても貴重な体験ですし、

社会に出た後、たとえ嫌でも、人の話を静かに聞くことができるスキルは

持っていないと厳しいですよね。

 

オーストラリアで育つ我が家の子供たちが

そういったスキルがきちんと育つか今から結構不安を感じています。

日本に一時帰国したら、一度は始業式や終業式を体験させてみたいです!

 

 

 

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